----------------------------------------------------------------------------------- 日時:2017年7月28日(金) 9:00〜10:30ぐらい 場所:リモート(eZuce) *参加者 石川明正 (東北大) 伊藤領介(KEK) 居波賢二 (名古屋) 太田恭平(東北大) 柿本詩織(首都大) 加藤悠司(名古屋) 今野智之(KEK) 堺井義秀(KEK) 瀧澤誠(昭和薬科大) 千賀智史(名古屋) 都築識次(名古屋) 中村克郎(KEK) 西田昌平(KEK) 平田光(名古屋) 廣瀬茂輝(名古屋) 松岡広大(名古屋) 遊佐洋右(新潟大) *スライド https://agenda.hepl.phys.nagoya-u.ac.jp/indico/conferenceDisplay.py?confId=829 *講演 1. はじめに 石川明正(東北)  日本グループが物理で世界をリード出来るようにB2JAMを月1で開催する。  BGM/B2GMがあるときはKEKで、無いときはリモートでやる。  トークの申し込みは以下の二人に送って下さい。    早坂(hayasaka@hep.sc.niigata-u.ac.jp)    石川(akimasa@epx.phys.tohoku.ac.jp)  情報共有の為に indico, wiki, mailing list を準備。    https://agenda.hepl.phys.nagoya-u.ac.jp/indico/categoryDisplay.py?categId=26    http://epx.phys.tohoku.ac.jp/~akimasa/belle2wiki/index.php?FrontPage    b2j_phys-ml@ml.tmu.ac.jp  大学スタッフはメンバーに更新があった場合に汲田さんにリストを送って下さい。   Q. Belle II confluence に indico や wiki の link を載せる?   A. 載せない。あくまで日本BelleIIグループのローカルなイベント   Q. DESY の member management system へは誰が登録されている?   C. Belle II member list に載っていて desy account を持っている人は多分 member (要確認)   Q. B2JAM は Belle II の解析ミーティングに人を送り込むため?   Q. 人が送り込めるようになったら解散?   A. 学生は毎年が入ってくるので教育の機会を作るのも重要。    研究機関の垣根を越えて興味を持っている人同士で情報交換の場を作るのは良いことなので、人を送り込めるようになっても頻度が減るかもしれないが続けるのが良いと思う。   C. 実験が開始されたら Belle II のデータをみるので、B2JAMに参加する人は Belle II メンバーであるべき。   C. 各研究機関のスタッフが忘れずに登録して下さい。  2. B->K pi gamma 太田恭平(東北大学)   b->s gamma は loop で起こるので新物理に敏感。   現在見つかっている B->Kpi gamma は K*(892)とK2*(1430)。   見つかっていない共鳴探索。CPV, isopin V の探索が目的。   B0->K+pi-gammaの再構成。   Mbc, Delta E で signal selection。   MC6 での K*(892)の検出効率は 22% 程度。      continuum background を FastBDT で抑制。入力変数は event shape variables と cos(theta_B)   Belle 1 の時と同じ signal efficiency で BG rejection が 89%-->93%と改善。   入力変数と output 変数、Delta E, Mbc, M_Kpi の相関は小さい   pi0/eta veto を行った。Belle 1 では M_gammagamma と E_gamma^soft を使い、 forward, central, backward region に分けて PDF を計算。   今回は theta_soft, Zernike moment, track との距離を追加して PDF を計算。   重心系 E_gamma^hard>1.5GeV, lab 系 E_gamma^soft>20MeV で cluster time の cut をかけた物に対して training.   pi0:Belle 1 の時と同じ signal efficiency で BG rejection が 80%-->88%と改善。 eta:Belle 1 の結果が無いが pi0 より performance は劣る(eta の不変質量分布が広いため)。   output と hard photon の energy が弱い相関を持っている(系統誤差を評価しなくてはならない)。   予定   解析手法の最適化。検出効率とBGの見積もり。   ヘリシティ角分布による共鳴分離。   荷電Bの空き積   Q. MCに観測していないモードはあるのか(page2)?   A. decay.dec は観測されたモードしか無いので追加している   Q. fastBDTはどうやって使っているか?Wikiにまとめて欲しい(page6)   A. Belle II の default で official tutorial にある。release 7/8 で MVA package が違うので注意。   C. basf2 script を wiki に upload するだけでよいのでは?   Q. Belle 1 と比較して S/N はどうなのか?off-timing Bhabha が hadronic event と混ざるような物は増えてる?(page8)   A. background mixing がどのようになっているかが分からないのでなんとも言えない。   C. cluster timing cut により off-timing Bhabha は抑制されている。   Q. selectionを全て wiki 載せて欲しい   A. 今後も selection は変わるので wiki に載せるよりは slide を見て欲しい。   C. real data 解析が進むと standard な selection とその系統誤差は決まるのでその時になったら Wiki にまとめるのは良いかもしれない。  3. 議論   スライドに Belle 1 の internal 情報(Belle note からの解析の詳細)が載っている。   B2JAM に参加する人は Belle 1 のメンバーになってもらいたい。   C. 大学の方針によって Belle 1 をやっていない学生は Belle 1 のメンバーでは無い   C. 今後 Belle II の解析をするのに、Belle 1 の internal な情報(Belle note等)を見て研究するのは必須であるので、Belle 1 のメンバーにならないと立ちゆかないであろう。   C. internal 情報を勝手に外に出すのはダメなので、もし Belle 1 のメンバーにする気がないのなら publish した結果に関しては internal 情報を Belle II のメンバーに見せて良いか、Belle 1 の spokespersons に相談してみてはどうか。   C. 学会の時に Belle II 総会で議論しましょう。 *次回  日時:8月28日(月)17時30分(8/29-30がBAM)  場所:KEK(具体的な場所については後ほどお知らせします)