7-10 November 2022
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3HDMを用いたフレーバー模型とCP位相の予言

Presented by 幸邑 井澤 on 9 Nov 2022 from 16:40 to 17:00
Session: Presentations

Description

標準模型の物質粒子には世代構造が存在している。特にレプトンはクォークに比べて大きな世代混合がある。この世代の起源は標準模型では説明されていない。そこで世代間に対称性(世代対称性)を仮定する。本研究は世代対称性として非可換離散対称性を用いる。それに加えて、Higgs粒子を3つ導入する(3HDM)。この3HDMと非可換離散対称性を合わせることで、Higgs粒子にも世代構造を考えることができ、新しいフレーバー模型を構築することができる。本発表では、構築した模型の紹介とその模型のもとでのCP位相を議論する。