7-10 November 2022
Japan timezone
ミラー粒子を加えた大統一模型とその実験的検証可能性
Presented by 昌之介 竹下
on
9 Nov 2022
from
18:00
to
18:20
Session:
Presentations
Description
現在の素粒子は、標準模型によってうまく記述されている。しかし標準模型では説明が困難な物理が存在し、標準模型を超える物理が必要となっている。その候補の1つとして大統一理論がある。大統一理論の存在を示す現象に陽子崩壊があり、大統一理論は陽子崩壊探索によって検証可能となっている。 本発表では、先行研究の大統一模型にミラー粒子を3世代分加え、ゲージ結合定数の統一とハイパーカミオカンデ実験による陽子崩壊探索での検証可能性について議論する。さらに標準模型の素粒子とミラー粒子のフレーバー構造の関係性についても言及する。